植物のこと詳しく その5
植物を食べる動物は、植物ならば何でも食べるというわけではなく、動物ごとにある程度決まった植物の、それも特定の部分を食べるのがふつうです。
例えばそれは、アブラナ科植物の葉であるとか、キク科植物の花粉であるとか、コナラのどんぐりであるとか、灌木の葉であるとか、イネ科の植物の葉であるとかといった具合に、動物ごとに多少の幅をもちながらも、ある程度まで特異的に決まっています。
それは一方で、動物が植物体の消化においていくつかの制約をもっていること、他方、植物が動物に食べられないために多様な防御機構をもっていることによっています。